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歯周病治療

Periodontal disease

歯周病治療|小倉南区中曽根東の地域に根ざした歯医者さん - いろは歯科クリニック

Periodontal disease

歯周病治療

歯周病

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯を支えている顎の骨が失くなってしまうとても怖い病気です。また、虫歯と違いほとんど自覚症状もなく進行していき、症状が出てきた時には、歯を抜かなければならないといったこともあります。

歯周病は大切な歯を奪ってしまうだけでなく、肺炎、動脈硬化、脳卒中、糖尿病、脳血管障害、認知症などの全身疾患とも深い関わりがあることがわかってきました。

最近では歯周病の治療を行い、お口の中の環境をよくしておくことで新型コロナウイルス感染症の重症化のリスクを低下させるとも言われています。

自覚症状がないこともあり、歯周病の治療は軽視されがちですが、生涯にわたりお口の中の健康を保つためには最も重要な治療であると考えています。
歯周病を甘く見ず、予防とともに早期治療に努めましょう。

こんなお悩みはございませんか?

  • 朝起きた時に、口の中がネバネバする
  • 歯を磨いた時に血が出る
  • 口臭が気になる
  • 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
  • 硬いものを噛むと痛む
  • 以前に比べて歯が長くなったような気がする
  • 歯がグラグラする
  • 歯が浮いているような気がする
  • 歯茎が赤く腫れる、膿が出る

歯周病の進行

軽度歯周病

軽度(歯周ポケット3mm以下)

歯ぐきに炎症が起き、歯との間「歯周ポケット」が深くなります。痛みはまだありませんが、ブラッシング時に出血することがあります。

中等度歯周病

中等度(歯周ポケット4㎜〜7㎜)

炎症が深まり、歯周病菌が顎の骨にまで達しています。歯周ポケットが深くなり、歯はグラグラしはじめます。

重度歯周病

重度(歯周ポケット7㎜以上)

顎の骨が半分以上溶けています。
歯周ポケットがかなり深くなり、歯はグラグラに。歯ぐきからは膿が出て口臭も増します。ここまでくると、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。

歯周病の原因

歯の表面に絶えることなく形成される細菌性の膜をプラーク(歯垢)と呼びます。このプラーク(歯垢)が歯周病の原因です。

プラーク(歯垢)は歯の表面ででき、プラークからの毒素が歯茎にしみ込んでいきます。
こうして歯の磨き残し等で歯茎のまわりに残った大量のプラークが炎症を引き起こすのです。
歯茎に炎症が起きると出血が生じます。この出血がプラーク内の細菌を活性化させます。

プラークはネバネバですが軟らかく歯磨きで取り除くことができます。取り除かないと、石灰化して石のように硬くなっていきます。これが歯石です。
歯石は歯磨きでは取れません。歯石を除去するためには歯科医院の専用の機械を使用する必要があります。歯石にはプラークが付きやすく、新しく軟らかいプラークがざらざらした歯石の上に急速に形成され、これが炎症を引き起こし進行していきます。

歯周病の治療

1.掃除指導
現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解した上で、正しいブラッシング方法を学んでいきます。
2.スケーリング、
SRP(歯石除去)
歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したものです。一般的に超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除きます。歯茎の上の目視できる歯石除去が1〜2回、歯茎の中の歯石除去が4〜6回ほど必要になります。
3.フラップオペレーション
歯槽骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深い場合には、ポケットの外から器具で歯垢や歯石を取り除くことは不可能です。このような場合には、歯肉を開いて歯根を露出させ歯垢や歯石を取り除きます。
4.メンテナンス
治療が終わった後に継続して、良い状態を維持することをいいます。そのためには、歯科医師のチェックと歯科衛生士による専門的なお口の清掃(クリーニング)を定期的に行います。
最低でも半年に1回は定期的にチェックを受けましょう。進行した歯周病の治療が終わった方は、1~3ヶ月のサイクルで来院し安定した歯茎の状態を管理していくことが大切です。

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